年齢を重ねると
「疲れた」と感じたとき、その理由を
ひとつに決められないことが増えてきます。
「何が原因でこんなに疲れているんだろう」
と考えても、具体的に言葉にするのは意外と
難しいものです。
「何があったんだろう」
「どうしたらいいんだろう」
そんなふうに考えているうちに、
ひとつのことからあれこれ考えが広がって、
さらに疲れてしまうこともあります。
疲労のモトは、ひとつとは限りません。
だから、疲れるたびに原因を一生懸命探すより
まずは一度、切り替えてみる。
そのために、私は
「ひと呼吸」を大切にしています。
いくつものアンテナを立てる日常
仕事や家事では、
「このあとは〇〇をしよう」
と次のことを考えたり、
いくつかのことを同時進行でこなしたり。
育児もそうですね。
子どもを中心に、目も気も配りながら
一日が動いていきます。
「私はいったい、
いくつアンテナを立てているんだろう」
と思うことも、あるのではないでしょうか。
日常のさまざまな場面で、前後のことを考えず、
目の前のことだけに意識を向ける時間は、
案外少ないものです。
だからこそ、
ほんの一瞬でも「今」に戻れる時間が
あるのとないのとでは違ってきます。
ただ気持ちを落ち着けようとすると、
かえって構えてしまうので、
そんなときは呼吸に意識を向けてみます。
切り替える、ひと呼吸
呼吸の瞑想は、とてもシンプルです。
息を長く吐く
力まず細く長く吐きます
▼
ゆったり息を吸う
心身が吸収していく感覚に意識を向ける
▼
また、ゆっくり長く吐く。
吐いているときに、
次の吸う息のことを考えない。
ただ、その一呼吸と向き合います。
「今、呼吸と向き合えている」
その事実を、ただ感じます。
新しい空気が身体に染み渡っていくと、
頭の中で膨らんでいたことや、
身体に感じていた疲労感が、
少し軽くなることがあります。
そして
徐々に内側から、感謝や悦びの感情が
湧き上がってくることもあります。
変わらない日も、そのままに
もちろん、いつものように呼吸をしても、
何も変わらない日もあります。
それでも
「今日はだめだった」と思わなくなる。
何も変わらない日があっても、
悲しい気分にならず、
「今日はこういう日なんだ」と、
そのまま感じられるようになります。
毎日同じではない自分を、
そのまま受け止められるようになることが、
呼吸やヨガを続ける中で生まれてくる
ものなんだと感じています。
(長く続けていますが、年々感じ方が変化して
いること、最近は面白いなと感じてます)
年齢を重ねるほど、自分を応援してくれる
年齢を重ねるほど、
何かを頑張って変えることよりも、
今の自分に戻る方法を知っていることが、
自分を助けてくれるのかもしれません。
そのひとつが、呼吸。
何事に対しても、また一歩踏み出せる
自分に戻るための、シンプルなひと呼吸です。
クラスでもこの点をお伝えしながら
楽しくレッスンさせていただいております🌿
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代表 柴田英恵|hanae shibata



