気付けば肩が上がる、歯を食いしばる、呼吸を
止めている、表情が固まっている。力を必要と
するとき以外は、肩・腕・肩甲骨をぶら〜んと
下げておくと、肩周辺の凝りは避けられます。
でもなぜ無意識に力が入ってしまうのでしょう。
身体の硬直に関与する要素
脱力できない原因は人それぞれですが、
いくつかお話しさせていただきますね。
1. ストレス
長期間に渡る、もしくは短期間で受ける心身
の緊張やストレスは、身体の緊張状態を続け
させる原因となります。
※ストレスには「外的要因」と「内的要因」があります。
詳しくは改めて書きますね。
2. 不適切な休息
適切な休息やリラックスの時間を取らず、
日常生活や仕事の忙しさに追われると、
思考と身体が固まり脱力できない原因と
なる場合があります。
3. マインドフルネスの欠如
瞑想や気を鎮める習慣がない場合、脱力する
ことが難しくなることがあります。
4. 身体的問題
身体的な問題(例:筋肉の緊張、姿勢の悪さ
慢性疲労など)が原因となって脱力が難しく
なることもあります。
![](https://hanaeyoga.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/IMG_1887-300x240.jpeg)
これらの要素は相互に影響し合うことがあり
ます。色々な機会でアンケートを集めていま
すが、複数該当するケースが断然多いです。
余計な力が抜けない場合は、身体的な問題や
ライフスタイルの改善を心がけましょう。
しかし自分なりに取り組んでいるけど、
なかなか解消されないのであれば、貴方に
合った心身両面にアプローチできる方法を
ご提案しています。
動く瞑想「ヨガ」は効果的
身体の硬直は少ないほど快適な状態に近づき
ます。そこで有効的なのがヨガです。ヨガを
するとき、「足は踏み締める」「肩には力を
入れない」正しいポーズを保つには、深い呼
吸を行いながら、体の各パーツの使い方に集
中しますよね。
一見難しそうに思えますが、ヨガ本来の目的
のひとつに、落ち着くために自分自身に集中
する目的があります。
自分という一箇所に意識を向け、できない部分
ではなく、「今、何をすれば良いのか」にフォ
ーカスします。
生活の質が上がるヨガ
日常使われる思考とヨガの瞑想(自分に意識
を向ける)はリンクしています。
例えば、これまでストレスと感じていたことが
「これはストレスではない」と感じはじめます。
よく、どうやったらメンタルが強くなれるか
質問されますが、余分な力を抜く+自分に集
中する時間を定期的に練習すると、様々な固定
概念から解放され体も思考も軽くなります。
![](https://hanaeyoga.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/IMG_1884-300x300.jpeg)
強さとは、何もかも強いのではなく、
ヨガで言えば「上半身と下半身」
思考でいうと「理想と現実」「過去と今」
「自分と他人」「悩み事と考えること」
これらを分けて考えられるスマートさが、
強さに繋がり、自分にも人にも素直でいら
れるのではないでしょうか。
最後に、ヨガをするにあたって。
身体と脳(思考)の二人三脚を、呼吸の
リズムに合わせて楽しんでください。
そうすると自分の身体を自分で労わること
ができます。
そして、様々な不調や不安をゼロにする
ことや、上手になることを目指すより、
「丁寧に動くことの上達」を目標にして
みてくださいね。
あなたの心身の健康を
心から応援しています。
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代表 柴田英恵|hanae shibata