「呼吸法」を日常に
普段、私たちが無意識にしている呼吸は、
「空気を吸って吐く」を、肺が自律的に
繰り返してくれています。
この呼吸は、体が困らない程度に必要
最低限の酸素を取り込んでいる呼吸です。
そのため、少しハードな運動をしたとき、
発熱時に体に負担がかかったとき、加齢
により負荷を感じている人は、息が上がり
”はぁはぁ”とした経験があると思います。
それは、たくさん酸素を体に取り込み、
早く平常運転させようとしているのです。
上手くできていますね。
実は、慢性的な酸欠状態!
パソコンやスマホ、話を聞いている時など、
何かに集中しているときに「あっ、いま呼吸
が止まっていた!」と、ハッとして深呼吸を
した経験はありませんか。
ヨガをしている時もそうで、つい肩に力が
入り無呼吸で動いてしまう・・・。
呼吸が浅いと血行不良や慢性的な倦怠感、
肩こり・背中の痛みをはじめ、とにかく
様々な不調が起こります。
体が満足する呼吸とは
鼻から入った酸素は肺に入ります。
(鼻呼吸を推奨)
↓
毛細血管から心臓へ送られます。
↓
酸素はココから〜
動脈を通り脳や内臓・手足など体の隅々まで
送られていきます。
↓
どんどん細い血管に進むよ〜!
↓
酸素は行き渡った先にある細胞の隙間に進み
遂に、細胞内へ入ります。
↓
吸い込んだ「酸素」の長い旅は、体の全細胞が
喜ぶ呼吸となり、体内では栄養の吸収や不要な
物の分解を助けてくれます。
酸素の流れをイメージしながら深呼吸をすると、
自然と穏やかな、ゆっくりな呼吸ができます。
このリズムに乗ってヨガやストレッチをすると、
酸欠だった体が満たされ、副交感神経が優位に
なり、リラックス状態に入ることができます。
「伸ばそう」「動こう」の意識を先行させず、
酸素を多く取り込んで「行き渡る感覚」を大切
に体内からリフレッシュさせてくださいね。
呼吸と動きの練習については、また。
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