こんにちは
臨床心理士・ヨガインストラクターの平塚梓です
冬の子育てママあるある・・・
実は先日、子どもの体調不良で仕事をキャンセル
してしまいました。
(今年のインフル強すぎませんか?泣)
あちらこちらにご迷惑をかけてしまい、けれども
一緒に働く皆さんが本当に優しくて
「仕方ないよ」「大丈夫!」と嫌な顔ひとつせず
仕事の調整をしてくださいました。
特に今の季節、子育て中のママにとって子どもの
体調管理、感染症予防は悩みのタネですよね。
体調管理の至らなさを反省しつつ、周囲の助けに
感謝して、「助けていただいた分がんばるぞ!」
と決意新たにしている今日この頃です。
短時間勤務という「引け目」
さて、以前のブログでも触れたのですが
私は出産してから現在まで仕事の量をぐっと
減らしています。
今の働き方は自分で決めたことなので後悔は
ありませんし、短時間勤務でもやりがいのある
仕事をさせていただける今の環境にとても感謝
しています。
それでも、実はずっと「引け目」のようなものを
感じていたのも事実です。
・フルタイムで働いている方と比べて経験値が
低すぎる・・・
・経験値が低いために見当違いな意見になって
いないか?
・ちゃんと役に立てているのかな?
・職場の同僚は本当はどう思っているのだろう…
などなど。こうして書き出してみると、周りから
どう思われるか、評価されないのでは、という
ことを気にしていたようです。
そんな中で昨年養成講座の受講を決めました。
引け目があったからこそ、仕事の幅を広げたい、
心理学以外の強みを身につけたい、という思いが
ありました。
養成講座を受けて気づいたこと
ヨガには色々なポーズがありますが、
ポーズを完成させることが目的ではありません。
ポーズの“上手い/下手”、“良い/悪い”の
判断をするのではなく、自分の体の状態を観察し
味わいながら、深い呼吸を繰り返すことが目的で
そのためには余裕をもって体を動かすことが大切
になってきます。
例えば前屈をするときに、一生懸命膝を伸ばして
「イテテテ…」
と腰を丸めて前屈するよりも、膝を曲げて背筋を
伸ばし、浅い前屈でよいので太もも裏の伸びを
感じながらゆっくり呼吸する方が、気持ちよく
そして効果的に体をほぐすことができます。
体が硬い人、腰や膝が痛い人、猫背になりやすい
人など、体の状態は人それぞれです。
人の数だけポーズのバリエーションがあって
その人が今できることをやっていけばよい
そんなことを養成講座で繰り返し教わる中で、
ふと
“私は私にできることをすればいいんだな”
と肩の力が抜けた瞬間がありました。
今できることを、精一杯
今の私にはフルタイムで働いている人と同じ
ペースで経験を積むことはできないし、勉強する
時間も子どもを産む前のようには確保できません。
子どもが風邪をひいて、急なお休みをお願いする
こともあると思います。
そういった引け目は引け目として持ち続けながら
今の私にできることを誠実に、精一杯やらせて
いただこうと今は思っています。
・子どもがいなくてバリバリ働いている誰か
・子どもがいてもフルタイムで働いている誰か
・仕事をやめて子どもとの時間を大切にしている誰か
あるいは
・独身の頃の自分
・子どもを産む前の自分
など、他の誰かや過去の自分と比べるのではなく
「今の自分」が大切にしたいものを大切にしながら
できることを精一杯。
私の場合は、3児の母としての経験もヨガの
練習も、私の血となり肉となり、いつか誰かの
役に立つ日が来るかもしれない、来たらいいな!
そう思って「今」という時を過ごしています。
育児に家事にお仕事に、忙しい毎日だけれど
頭と心と身体を柔らかく、深呼吸する余裕を
もって日々を過ごしていきたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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